台湾と日本の結婚後のギャップ
皆さんこんにちは、きらりです♪
今回は台湾人と国際結婚した際のギャップについてお話ししたいと思います!
今回紹介するギャップは、きらりの家庭や国際結婚をした友人たちの実体験を紹介させていただきます( ˙꒳˙ )
① 朝食・お弁当
まず、きらりが学校へ行くようになって一番周りの日本人家庭との違いで驚いたのは、お母さんが朝から作った朝ごはんを用意してくれ、盛り付けにこだわったお弁当を作ってもらえるということです!
こちらについては決して虐待や育児放棄という意味ではなく、台湾と日本では食文化が大きく違うんです( •̀ω•́ )
台湾では朝ごはん屋さんがたくさんあり、基本的に子供も大人も朝の準備ができ次第朝ごはん屋さんへ朝ごはんを買いに行きます( 'ω'* )
お店の中で食べたりそのままテイクアウトして食べ歩きしたり、学校や会社に着いてから食べたりします( 'ч' )
朝ごはん屋さんはファストフードよりはるかに安く、出てくるのも早い上に都会田舎関係なく日本のコンビニ以上に店舗があるので、朝ごはんをお母さんが準備してくれるというお家はほとんど聞いたことがありません( ´~`)
きらりの母ももちろん朝食を用意する習慣がなかったので、前日にスーパー等で買ったパンを朝に食べるように用意されていました。
日本人の男性と結婚した友人たちも、今まで用意する必要のなかった朝食を用意するのがすごいストレスだとよくぼやいていますҨ(´-ω-`)
お弁当に関しては、台湾にもお弁当を持たせる習慣はあります!
ただ、日本みたいに盛り付けにこだわったりしないので、日本人が作るお弁当は可愛い!と、台湾ですごく人気です( ᵒ̴̶̷̤oᵒ̴̶̷̤ )
きらりの母のお弁当もかなり豪快でお米の上におかず1~2品のせられている丼みたいなお弁当だったので、思春期の頃は男の子が持ってくるお弁当よりも豪快な母のお弁当が恥ずかしく、自分で毎日お弁当を作っていました(笑)
② 親戚付き合い
こちらは日本も台湾も家庭によって全く異なってくると思いますが、一般的な親戚付き合いの違いを紹介させていただきます。
日本人女性からしたらしたらすごく嫌だと思いますが、台湾では高確率で旦那の実家で同居します ( > < )
もし旦那の実家にすでに別の兄弟の家庭が同居していて部屋がない場合は、嫁の実家に同居することもありますΣ(・ω・ノ)ノ
同居について理由としてはいくつかありますが、まず台湾は小さな島国で都市部では特に土地が余っておらず、平均収入に対して家賃がかなり高いので、夫婦のどちらかに安定した収入がないと生活がかなり厳しくなります( -᷅_-᷄ )
台湾でも日本のように義実家との同居は嫌、と思う女性も増えては来ていますが、金銭面等で結局同居している家庭も多いです( ´д`)
また、子育てについても考えが違い、日本では子供は夫婦で育てるものという考えに対し、台湾では子供は家族で育てるものという考えです。
日本人からすると相手家族と同居するなんて気を遣うから嫌だ、と考える方も多いと思います(>_<)結局は他人の家庭に入るので、台湾でももちろん気を遣う部分もありますが、メリットもあります!
まず、祖父母も積極的に子育てに参加してくれるので、保育園などの送迎や急な残業・出張時の子守を両親・義両親に任せるのはかなり一般的です.。゚+.(・∀・)゚+.゚
これは同居をしていなくても同じなので、例え共働きで夫婦同時に出張が重なっても、どちらかの両親に子供を預けて出張へ行くことが多いです( *´꒳`*)
家事についても、日本の同居のように姑の家事を手伝う、という感覚ではなく、同居している家族なので皆で家事を分担しているという感覚です(*^^*)
そのため日本みたいに女性がキャリアを諦めたり、出張へ行けないということはありません!
その代わり、出産時の育休もないため、出産後一か月で職場復帰というパターンが多いです(´;ω;`)
義両親との付き合いだけでもギャップがいっぱいでしたが、台湾では親戚付き合いが日本よりも濃いです!
少しでも血がつながっていたら親戚になるの?というくらい広範囲で親戚付き合いをしているお家もあります(笑)
例えば、日本でもよく団体で行動している台湾人の観光客をよく見かけますよね?
ツアー団体の可能性もありますが、あの中のほとんどは親戚ご一行です(笑)
旅行の場合、両親+兄弟姉妹+兄弟姉妹の配偶者・子供全員で一緒に旅行へ行くなんてざらにあります(〇-〇)
3兄弟でそれぞれ子供が1人ずつだとしても、全部で11人なのでかなり大人数ですよね(^^;)
きらりは日本人の親戚で珍しいからという理由で特にいろんな親戚の家に連れまわされましたが、祖母の兄弟姉妹側の親戚や、いとこのいとこ、つまり血のつながっていない親戚にまで会いに行ったことがあります(⌒-⌒; )
きらりの例は台湾の中でもかなり特殊ですが、学校や職場が近いという理由でいとこ同士でルームシェアしたり、親戚の家に居候する、というのはよくある話です( .ˬ.)"
きらりのはとこ(母のいとこの娘)も日本留学中はきらりの実家に居候していたので、台湾人と結婚される方は、日本で生活するとしても将来的にそういった色濃い親戚付き合いをするかもしれないと想定しておくことをおすすめします!
③ 親孝行
日本でも親孝行はもちろんしますが、親孝行の仕方が少々違います( ´・ω・`)
日本・台湾どちらも一般家庭という前提で話しますが、日本では親から子供にお小遣い等色々と与えた上で、子供が稼ぐようになってから子供の善意でお礼に親孝行でご飯へ連れて行ってあげる、旅行へ連れて行ってあげる、ということが多いですよね?
台湾では善意ではなく、当たり前にしなければいけない、しなければ親不孝だと親や別の親戚から怒られることすらあります。
台湾でも裕福な家庭では別ですが、働き始めたら両親へ仕送りをする、ブランド物を買ってあげる、家を買ってあげる、というのはよくある話です(⊙д⊙)
実家に同居していても、生活費として数万円渡す、ということではなく、給料のほとんどを親に渡す、という例も珍しくはありません。
台湾は貧富の差が激しく、平均月収は日本円で約10万円前後になりますが、それでもほとんどのお給料を親に渡す家庭も多いです。
例えば親子で食事に行っても、子供がすでに成人して働いていたら食事代は全額子供が負担することが多いです( ´~`)
きらりの家庭の例で言うと、母の実家はあまり裕福ではないので、基本的に子供が親に毎月生活費や遊ぶためのお小遣いを渡しています(>_<)
それは親世代も同じで、祖父母に対して生活費やお小遣いを渡していましたし、今も渡しています(*_*)
祖父母の生活費は全て叔母夫婦のお給料から出していますが、叔母の子供たちもお給料をほとんど全部叔母に渡しています。
祖父母がきらりたちへ会いに日本へ遊びに来たり、どこかへ旅行へ行く際の旅費や現地でのお小遣いは別の叔母夫婦が全て負担していますし、日本へ遊びに来た際は、祖父母の食事代や観光費用は全てきらりの家で負担しています( °o°)
(ちなみに大体1~3か月滞在してます)
日本でこのような家庭だったら、毒親と呼ばれたりマザコンだと言われてしまうでしょうし、台湾でも決してすべての家庭がこういう訳ではありませんが、あまり珍しい話でもありません(-ε-〃)
日本でも親孝行で同じようなことをされる方はいらっしゃいますが、日本との違いは善意か義務か、というところですね( ˘•ω•˘ )
日本で同じようなことすると、親孝行で偉いね~と言われたり、親側も感謝はするでしょうが、台湾の特に貧困層の家庭だと、稼いだお金を親や祖父母のために使うのは当たり前という感覚の方が多いです(。-`ω´-)
これは結婚したからといって変わらないので、②で話したように親と同居する家庭も多くなります(´・ω・`)
こういった感覚があるため、お正月のお年玉も小さい頃は親から子供へ、成人したら子供から親へ渡します('ロ' )
小さい子供がいる家庭では日本の2倍お年玉を渡すことになりますね!
前述の通り全てのご家庭の話ではありませんが、台湾人と結婚を考えられている方は、事前に金銭面の家庭事情も確認されることをおすすめします(>_<)
とは言っても、徐々に時代は変わってきていてこういった風習に反発している方も増えていっているので、日本とあまり感覚が変わらない家庭も多いので安心してくださいね♪
以上、今回は逆に台湾の方との結婚を考え直してしまうこともいろいろとあったかもしれませんが、ご結婚される前に事前にわかっておくべき情報だと思ったのでご紹介しました(*^^*)
もし心配であれば、結婚前にパートナーのご実家に旅行ついでにお泊りしてみても良いかもしれません( *´꒳`*)
基本的にお泊りウェルカムなご家庭が多いと思います☆
結局日本でも台湾でもいろいろなご家庭がありますし、個人によっても考え方が違うので、今回ご紹介したことも一例として、あまり深く考えないでくださいね~☆